しりとり+運動の認知症予防の遊び
脳を使っていつでもどこでもすぐにでき、道具もいらず、誰もがルールを知っている遊びの代表が「しりとり」でしょう。これに運動を組み合わせると、認知症予防効果がアップします。
「しりとりしよう!タイヨウのウ!」などと相手に振るだけで始められますよね。また、勝ち負けのつく遊びなのでより集中、熱中しやすく、相手とのコミュニケーションを取ることもできるのが利点です。
また、一人でしりとりをする一人しりとりも脳活性化には効果的です。
しりとりに運動を組み合わせる脳トレゲーム
しりとり単体でも脳に良いゲームではありますが、単純なゲームが故に、体を動かしながらでも簡単にできます。また、しりとりだけでは簡単すぎて脳がすぐに慣れてしまうので、何かと組み合わせたほうが良い効果が得られるでしょう。
リズム+しりとり
例えば1・2で一歩前に出て、3・4で元の位置に戻る、という簡単な動きを入れながら、テンポよくしりとりをし、それに合わせて手拍子などをいれると手、足、耳(単語を聞き取る・手拍子を聞く)、口を使いながらリズムも意識することで体、頭の広い部分を効果的に活性化することができます。
危険がない状態であれば、一歩前に出る部分を高くない階段1段くらい高くするとさらに運動にもなり良いかもしれません。
ウォーキング+しりとり
ウォーキングや散歩をしながら会話をするのは非常に良い脳活性化になりますが、なかなか会話が弾まない時は、しりとりを取り入れてしまうのも良いのではないでしょうか。簡単なルールですから、注意がそれて道を歩く際に危険、ということもないですし、言葉のキャッチボールがずっと続きます。
ボール+しりとり
人数が多い場合、円になり、ボールを使ってテンポよくしりとりをする方法もあります。ボールを持った人が単語を言ってボールを適当にワンバウンドさせながら次の人に送ります。それを受けた人は次の単語を言って次の人に…と続けます。ここにも手拍子や足踏み、動きを知れるとさらに脳活性化につながるでしょう。
関係ないボールを1つ足して、それも意味なく送っていくと言うのもいいかもしれません。邪魔が入るのも脳には軽い刺激になります。
エクササイズ+1人しりとり
普段自分で取り入れている運動をただ黙々と続けるだけでなく、そこに1人しりとりを入れることで脳をさらに使うことが出来、また退屈しのぎにもなるでしょう。次々単語を出そうと意識すると、意外と言葉は出て来ず、素早くやろうとすると難易度は高くなります。
しりとりの欠点
誰でもルールを知っている代表的な遊びで、とても簡単なゲームであるしりとりは、「新鮮さ」がありません。また、久しぶりにやってみると脳にとって刺激になりますが、すぐに慣れてマンネリ化してしまいがちです。それによって「楽しさ」も減ってしまい、効果が薄れてしまいます。
脳にとって慣れや飽きることはマイナスで、これが苦痛になってしまうとかえって脳に悪影響にもなりかねません。
ですので、しりとりは毎日ではなくイベント的に行ったり、ルールを工夫して飽きが来ないように試行錯誤する必要がありそうです。
例えば下記のようなルールが考えられますね。
・4文字しりとり…4文字の言葉だけでしりとり
・地名しりとり
…市名、国名、県名、山の名前等、地理に関する単語でしりとり
・人名しりとり
…歴史上の人物、芸能人、身近な人の名前等でしりとり。姓名どちらでも良い、あだ名でも良いなどバリエーションもいくつか作れそうです。
この他にもいろいろなルールが作れると思います。
しりとり自体は優れた言葉遊びですから、工夫して活用していきたいですね。
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