若年性認知症の状況と相談窓口
若年性認知症は６５歳未満の人が認知症を発症した場合の認知症の呼び方です。厚生労働省による2009年のデータでは、全国に約４万人の患者がおり、特に３０代以降になると、５歳刻みに患者数が倍々に増えていくことがわかりました。
病気に気づくきっかけとなった症状
厚生労働省の調べでは、約半数が物忘れをきっかけに病気に気が付いています。以下２８％が行動の変化、１２％が性格の変化、１０％が言語障害と続きます。
介護する家族の約６割が抑うつ状態にあり、若年性認知症を患った人の７割が収入減と回答しました。
若年性認知症を患うことで経済的に苦しくなり、家族が重い負担を抱えることになるこの病に、厚生労働省は様々な取り組みをしています。
若年性認知症コールセンター
取り組みの中の一つが、コールセンターの設置で、「認知症介護研究・研修大府センター」（愛知県大府市）に、若年性認知症コールセンターが設置されました。
通話、相談は無料で、電話番号等は以下の通りです。
電話番号 0800-100-2707
相談受付時間 毎週月曜日～土曜日 朝10時～15時まで
祝日と年末年始はお休みです。
若年性認知症コルセンターのホームページはこちらです。
どんな些細なことでもお気軽に、とホームページに書かれています。
認知症は家族や一人で抱え込むより、相談できるところに電話してみることが大切です。
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