認知症による記憶違いの指摘はしてはいけない
認知症による普通とは違う思考・記憶の間違いは指摘したり訂正しないのが正解です。
指摘されると、認知症の方は自分が否定されていると捉え、不安が増したり、否定を免れようとして攻撃的になったりします。
認知症から生じる間違いは指摘が逆効果に
認知症から来るこれらの記憶や思考の間違いは、指摘しても無駄です。彼らは確実にこうだと思っているのですから、指摘は単なる否定、非難にすぎません。それどころか、それが認知症の方の不安をあおり、馬鹿にされた、自分はダメなんだと自信を喪失させる行為にすぎないのです。その結果、脳に悪影響となり認知症が悪化したり、自分を守ろうとするあまりに攻撃的になったりするのです。
認知症の方は常に不安の中で生きています。間違いを指摘するのではなく、じっくりと話を聞くことが重要で、そうすることで認知症の方の不安を取り除くことが出来ます。
指摘する人は敵、じっくり聞いてくれる人は味方と感じるのです。
話を聞くときは穏やかな気分で
話を聞けばいいのか、と、イライラした状態で耳を傾けるのはいけません。認知症の方は他人の気持ちに敏感です。それは不安が大きいためで、近づく人の気持ちを常に感じ取っています。
気遣いを忘れず、落ち着いた静かな心で耳を傾けることが重要なのです。
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