認知症予防に効く散歩の魅力
散歩はなぜ認知症予防にいいの?
エチカの鏡の認知症特番等、テレビ番組やその他メディアの情報でも散歩は認知症予防に効果的と言います。散歩は脳にどのような影響を与えるのでしょうか。
散歩で適度な運動
散歩をすると、血液が循環し、脳にも血液が回ります。若い人でも朝はぼーっとし、体を動かすことでだんだんと活力が出てくるものですが、これは脳に血液が回ることで脳がしゃきっとしてくるからです。
高齢者になると体を動かす機会が減ってしまい、じっとしている日が続くと、脳に血流がいきわたらない状態が長く続いてしまいます。
散歩をすることで適度な運動ができ、脳に新鮮な血液がめぐり、必要な栄養素もいきわたるわけですね。
この他にも、適度な運動になることで、筋肉が鍛えられ、体が弱ってしまうのを防ぐことができます。体が弱るとどうしても外出がおっくうになり、脳への刺激も減り、身体も弱ってしまいます。
適度なストレスと注意力を持つことができる
散歩は家の外を歩くわけですから、家の中よりも危険にさらされることになります。車や自転車が通る道を歩き、道端の石などに躓かないようにしなければなりません。ひったくりに合わないようにと持ち物にも神経を配ります。道に迷わないように常にどこに自分がいるかを気にします。
こういった適度なストレスがかかるような注意力が必要な状態は、脳に非常に良い刺激を与えます。
人とのコミュニケーションがとれる
立ち寄った店での店員との会話や、近所の人から話しかけられたり、人とのコミュニケーションにも期待できます。声を出すことは、のど、舌、耳等の複数の器官を使うので脳にも良い刺激となります。
1人でなく、2人での散歩はおしゃべりしながら歩くことができるので一石二鳥ですね。
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