認知症に効果的!コグニサイズとは
コグニサイズとは、国立長寿医療研究センターが開発した認知症予防の為の日常生活で簡単にできるトレーニング法です。
この、コグニサイズは、軽い認知機能障害のある方の多くに記憶力向上の効果が認められた等、期待度の高いトレーニングです。
頭と体を同時に使う、コグニサイズとはどのようなトレーニング法なのかをご紹介します。
コグニサイズとは
コグニサイズは、「頭を使いながら運動をして、2つのことを同時に行うことにより、脳を活性化するトレーニング法」です。
これを行った方は以下のような感想を持ち、研究成果としてもこのような効果が実証されています。
・頭がすっきりした。
・集中力が増した。
・記憶力が向上した。
いくら頭と運動だからと言って、激しいスポーツをしながら難しい計算にトライする、というような過度なものはコグニサイズとは呼べません。あくまで脳活性化に役立つ適度にバランスの取れたトレーニングでなければなりません。
コグニサイズトレーニングの方法
決まったやり方は存在しません。その理由は、脳は慣れてしまうとマンネリ化で脳を活発に使わなくてもよくなってしまうので、常に新鮮さを求められるからです。
いくつかご紹介します。
比較的有名なステップ+数字のトレーニング法
左右にステップを踏みながら数を数え、ただし3の倍数の場合は手を叩き声は出さない、というものがあります。
右足を横に一歩出しながら、1という。→右足を戻しながら2→左足を横に出しながら手を叩く→右足を元に戻しながら4…
しりとりを取り入れた方法
踏み台昇降(踏み台に昇る、降りる、を繰り返す)をしながら、しりとりをします。しりとりは工夫をして、例えば地理、食べ物、緑のモノなど縛りを入れ、難易度を上げます。前の人やその前の人が言った単語を繰り返しながら、等、記憶トレーニングを取り入れるのも〇です。
歌を取り入れた方法
歌を歌いながら床に置いた印をルールに従って踏む、等、歌+運動をします。ただし、歌は歌詞のある歌を歌詞通りに歌うなど、思い出す作業を入れる必要があるでしょう。
この他、運動と頭を使うもので、程よく負荷がかかるていどのものを取り入れ、新しいコグニサイズを作っていけば、脳が飽きることなく、高い効果を維持し続けられるでしょう。
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