睡眠時間を間違えると脳が老化する?
毎日の睡眠時間。最適な睡眠時間とは?
レム睡眠とノンレム睡眠の周期から、4時間半か6時間か7時間半か9時間と、1時間半起きにすっきり起きられる時間帯が来る、という話は有名かと思いますが、今回は「睡眠と老化の関係」という観点から最適にな睡眠時間をご紹介します。
睡眠時間の脳への影響は?
ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの科学者たちは、35歳から55歳の男女5431人を対象に、5年間の睡眠時間の変化が、認知機能にどう影響するかについて調査しました。
その結果、睡眠時間が多すぎたり短すぎたりした人には、脳機能の低下が見られました。彼らの計算でいくと、悪い睡眠時間がもらたす脳への影響は、4~7歳分の老化だというのですから驚きです。
理想の睡眠時間は?
脳の老化を防ぐための理想の睡眠時間は「7時間」だそうです。被験者に行ったテストで、7時間睡眠をとっている人たちが最も優秀な成績を収め、次いで6時間睡眠の人たちが続いたそうです。7時間睡眠の人たちは、すべての認知テストにおいて最高点をたたき出したそうで、やはり最適な睡眠時間は7時間のようです。
最初に書いたレム睡眠、ノンレム睡眠の周期にあてはめると7時間はありませんが、これも個人差はあるでしょうから、7時間に最も近く、自分で目覚めやすい時間、というのがその人の最適な睡眠時間なのかもしれません。
睡眠は食べ物と似ている
イギリス睡眠学会の学長ジョン・シニアソン氏は「睡眠は脳細胞が老廃物を取り除くのを助けたり、活動のためのエネルギーを蓄えたりと細胞レベルで2つの利益をもたらします。さらに、睡眠には記憶を定着させるという大切な役割もあるのです。」
さらに、睡眠は食べ物と似ている。だから足りなくても摂りすぎてもいけないと体に害を及ぼすと言っています。
太る、痩せる、という目に見える変化がある食べ物と違って「睡眠時間」は気づきにくいですが、脳の老化と密接に関係しているのなら無視はできません。睡眠は食事と同じだ!と思って睡眠時間を見つめなおした方がよさそうですね。
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