アルツハイマー型認知症を改善する7つの危険因子
「アルツハイマー型認知症は、原因不明で起こる難病である。」から、「アルツハイマー型認知症は、生活習慣を見直すことで予防できる病である」に変わろうとしているのかもしれません。
米カリフォルニア大学のDeborah Barnes氏らによる研究では、アルツハイマー病には、生活習慣上による7つの因子が深くかかわっているという発表をしました。
この発表はパリで開かれたアルツハイマー協会国際会議で行われたもので、このような驚きの発表が相次いで発表されたといいます。
認知症を取り巻く環境は確実に変化していますね。
改善可能な7つの危険因子とは
アルツハイマー型認知症の危険因子は、影響の多い順に、下記のような並びとなります。
低学歴(19%)、喫煙(14%)、低身体運動量(13%)、うつ病(10%)、中年期の高血圧(5%)、糖尿病(2.4%)、肥満(2%)
ただ、アメリカに限ると、低身体運動量、肥満の割合が上がるなど、お国柄によって7因子の危険度は異なります。
この7つを見ると、低学歴を除けば、他の病気でも頻繁に目にする病気や生活習慣が並びます。
脳に直接刺激を与える、知識(低学歴)や運動(低身体運動量)の危険度が高いのがこの病気の特徴と言えるでしょう。
認知症予防に気を付けなけれバいけないのは
今回の発表を見ると、今までこのサイトで何度か書いてきた「脳トレ、運動、バランスの良い食事」この3つがアルツハイマー型認知症予防に効果的、ということが、改めて示されたという内容でした。
また、他の発表では、心理的なストレスが認知症を招くというものがあったようです(上記7つのうつ病に通じますね)。トラウマが強いストレスとなっていたり、日々強いストレスを感じているなら、その解決に真剣に取り組むのも大切ですね。なかなか難しいことですが、心のリラックスに何が必要かを考えて自分なりに取り入れてみるのもよいことだと思います。
[ 一覧に戻る ] [ トップページ ]
認知症予防知識情報一覧
認知症予防知識情報一覧ページへ
▼以下、一部抜粋
老化と脳トレーニング
ひらめくことで脳の老化はストップする
認知症予防に効果があるのは唯一パズル等である~トロント大学~
ワーキングメモリ(作業記憶)トレーニング
テレビゲームで50歳脳が若返る?(アメリカ)
同じテレビを見るのでも脳に差が出る
人への悪口は自分の脳にダメージを与える
イライラしない心がけが大事
アメリカ・アルツハイマー病協会提唱「脳を守る10カ条」
脳を守る10カ条を軽~く、ずぼらに考えてみた
本当の『老化』は75歳から始まる
アルツハイマー型認知症の大半は7つの危険因子で予防できる
認知症が気になったらデュアルタスクを鍛える
認知症のリスクを確実に下げる食事とは
認知症を知る
認知症の前段階、前認知症の症状とは
認知症の早期発見の大切さと難しさ
認知症患者は全国推定患者数462万人 2013年度調査
認知症患者数は2050年には世界で1億人超
長谷川式簡易知能評価スケール ~認知症かどうかのテスト~
認知症施策推進5か年計画オレンジプラン(厚生労働省)とは
認知症対応に大切な『否定しない』こと
認知症についてまとめました。
新しい情報や対処法など様々な情報を随時更新していきます。
脳血管性認知症についてまとめました。
突然の発症が怖い病気。予備知識としてぜひご覧下さい。
転倒による骨折から長期入院や寝たきりとなり、認知症になる方が多数います。ポイントは・・・。
糖尿病はそれ単体で認知症になる危険性があります。
正しい知識で糖尿病を防ぎましょう。
どんなに節約していても、怖いのが突然の病気等による出費です。
シニアの為の保険についてご紹介します。
レクリエーションプリントで脳活性化
シニアレク会館(姉妹サイト)に、無料で使えるパズルプリントが多くあります。
ボケ防止クイズ&ゲームで認知症予防
辞書ゲーム 思い出しゲーム ブロック途中経過推理ゲーム 漢字ばらばらゲーム 瞬間記憶脳刺激ゲーム 違うところ探しクイズ ダジャレを考えようゲーム
百人一首を書く 一覧
計算問題(足し算問題)他の問題へのリンクも