若いころの運動で認知症リスクが半分に
認知症と運動の関係はたびたび言われてきましたが、実は30~40代の時に運動していたかどうかで認知症になるリスクが半分になるというのです。
認知症の潜伏期間は20年といわれていますから、このころの運動が引き金になっているとしても不思議ではありません。
では、どのような運動、どのような頻度が効果的なのでしょうか。
ゆっくりと体を動かす有酸素運動が効果的
ウォーキングや体を動かすことを意識しての家事、水泳等の有酸素運動が効果的のようです。
息を止めて力を入れるような激しい運動は効果が薄く、呼吸と一緒に運動をすることで、脳への血のめぐりも良くなり、高い効果が期待できるそうです。
さらに、脳ということで、頭を使うものだとさらに効果的だとか。例えば社交ダンスなど、覚えて踊らなければいけないゆったりとして運動は通常の有酸素運動より効果的、ということです。
週1回まとめて、よりも毎日少しずつ
週1回6時間も8時間もやるよりも、毎日20~30分でもやったほうが効果が出るそうです。毎日は無理でも週に2~3回は意識して有酸素運動をするようにすると、認知症予防に効果が出るでしょう。
脳への運動による認知症予防効果が一度に得られる量には限度があり、まとめて行っても無駄になるそうです。
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