たばこで認知症に？喫煙者は認知症のリスクが２倍
たばこで認知症のリスクが上昇する、という研究結果が九州大の清原裕教授らによって発表されました。
清原教授は、生活習慣病が認知症やがんと深いかかわりがあるということを明らかにした第一人者と言われ、様々な国の医学雑誌に研究の成果を発表している教授です。
たばこで認知症リスクが２倍に
２０１４年６月１４日の日本老年医学会で発表した内容では、１５年の追跡調査の結果、喫煙者は、非喫煙者に比べ、認知症の発症リスクが２倍になったということです。
この追跡調査は福岡県の高齢者７１２人に対し行われたものです。
喫煙は様々な病気のリスクとしても知られており、今回の研究で認知症の発症率にも悪い影響を与えることが示されました。
今回の調査では、過去に喫煙歴がある、という人と、非喫煙者では差はでなかったそうです。今までずいぶん吸ってしまったから、という理由であきらめる必要はなさそうです。
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