糖の吸収速度を表すGIとは
低GI食品、高GI食品などという言葉を聞いたことはありませんか。
GI(Glycemic Index -グリセミック・インデックス-)とは糖の吸収速度を表す数字で、高ければ高いほど吸収が早いということになります。
数値はブドウ糖を100としてそれぞれの食品について表されています。
高GIのメニューは血糖値を一気に上げる
糖の吸収が早いということは、それだけ血糖値を一気に上げてしまうことになります。
血糖値は緩やかに上がるほうが体に負担を掛けません。高GIの食品はそれだけ体の機能を疲労させる食品ということになります。
GI値70以上が高GI食品と言われます。例)白米81
低GIは糖尿病予防やダイエットに良い
低GI(GI値55以下)の食品は血糖値を緩やかに上げる働きがあり、食後、血液中に流れる糖を速やかに体の組織に吸収し、血糖値は短時間で安定します。
膵臓に負担をかけることがないので、血糖値は安定し、糖尿病予防になります。
また、血糖値が急激に上がらないため、必要以上に体内に糖を取り込むことがないので、ダイエットにも有効です。
ただ、低GI食品は、消化がゆっくりなので、胃腸の負担は増えてしまいます。胃がだるい時は注意ですね。
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