筋肉を増やすと癌になりにくい理由
筋肉とがん細胞、一見あまり関係がなさそうですが、筋肉量を増やすことでがん予防になることがわかっています。
癌細胞は日々生まれては消えている
がん細胞は毎日私たちの体の中にできています。そのがん細胞と闘うのが免疫細胞ですが、この免疫細胞は体温が低いと働きが弱くなります。1度体温が下がると30%も下がると言われいます。
風邪やインフルエンザにかかると熱が出るのは免疫細胞の働きを良くするためで、日々発生するがん細胞も体温が40度近くになると死滅すると言われています。
日本人の平熱は年々低下。その理由は筋肉量の低下。
筋肉量が減ると体温が下がります。体温は基礎代謝と密接なかかわりがあり、筋肉量が増えるほど基礎代謝は上がるので、体温もそれに伴って上がるそうです。
近年は便利なネット通信販売や車移動、スマホを活用してカフェで座りながら待ち合わせ等、体にとって楽な社会になるにつれ運動量は激減しています。
50年前と比べると日本人の平熱は0.7度も下がっており、現在は36度ちょっとしかありません。便利な社会が筋肉量の低下を招いた結果が数字として表れているわけです。
がん細胞は体温が35度になるとがん細胞は一気に増殖するそうです。人は寝ている時はどうしても体温が下がりますから、それでも35度を下回らないようにするために、平熱が低いとお悩みの方はウォーキングやスクワットを取り入れてみると効果が得られるかもしれません。
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