高齢者のネット利用率上昇!こんな詐欺に注意
高齢者のインターネット利用者は年々増え続け、15年末の総務省の調査では65~69歳のインターネット利用率は71%と7割を超えており、70~74歳でも54%と5割を超えています。
詐欺も増えている
高齢者を狙った詐欺はオレオレ詐欺など多数あり、詐欺犯から騙しやすいと考えられ、お金もある程度あると思われている高齢者は狙われる存在です。
インターネットの利用者が増えれば、今度はインターネット経緯での詐欺が増えることは想像できます。
実際、有料サイトに不正に登録させて利用料金をだまし取ろうとする詐欺サイトや、高額商品を売りつけたりサービスに高額な請求をしたりといった犯罪に高齢者が巻き込まれるケースが急増しています。
高齢者の多くはインターネットに不慣れなため、怪しい情報とそうでない情報のかぎ分けができなかったり、セキュリティに対する認識が甘かったり、操作に不慣れなため不要なリンクをクリックしてしまったりと多くのリスクがあります。
突然届くスパムメールやウィルスメールに書かれている文章をまじめに読んでしまうとか、サイトの誘導に疑いもなくついていってしまう等、インターネットへの免疫がないための行動を起こさないように、できれば家族がアドバイスするとか、スクールで学ぶなどしてインターネットに少しでも早くなれることができるようにすることが、詐欺から身を守る近道でしょう。
お困りでしたら・・タイプの詐欺も
詐欺に巻き込まれている時に「何とかしてあげましょう」と救いを持ち掛けるタイプの詐欺も存在します。トラブル解決料金として多額の請求をするというものです。
困ったときは家族や友人、消費者センターなどに連絡をすることが大切です。一人で抱え込んでも解決どころかより多くの損失を招いてしまいかねません。
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