脳のいろは

ワーキングメモリの鍛え方

人は一度に覚えられる(ワーキングメモリに記憶できる)数字の数が5個~9個ほどだと言われています。郵便番号くらいの長さですね。単語は短いほうが覚えられるのも、ワーキングメモリの領域に限りがあるからです。

ワーキングメモリを鍛えると、数字なら20個ほどを覚えられたり等と成長するいことが出来るといいます。ワーキングメモリ領域が広がれば、会話の理解度も上がり、ど忘れも減り、冴えた頭になることが出来るでしょう。

ワーキングメモリの鍛え方とは

ワーキングメモリは「使う」ことで鍛えられます。
とはいっても、会話や料理、掃除、仕事にもワーキングメモリは使いますから、普段から使っている領域です。しかし、「いつも歩いている」からと言ってムキムキの体にはならないように、鍛えようと思えばそれなりの負荷をかける必要あります。

日常の中で鍛えるなら、下記が有効であると考えます。
・新聞を声に出して読んだり、早く読んだりする
・看板を見たらぱっと記憶し、見ないでぱぱっと頭の中に描いてみる
・会話の際、相手の話をよくよく覚えるように聞く
・カラオケの際、得意でない歌を歌い、歌詞を見ながら出なく、歌詞をぱっと見て、目をそらして歌う。
・日常の簡単な判断は瞬時にこたえる。
・新しい料理にチャレンジする
・掃除のとき、効率重視でテキパキ動く
などなど…

ワーキングメモリは、一時的に記憶してその記憶を使う場所ですから、ワーキングメモリを使う動作を積極的に見つけて行っていくことが鍛えることに繋がっていきます。