ただいらないものを捨てることと断捨離の違いとは? 終活を考えた人が、最初にやろうと考えることが多い断捨離についてまとめます。
断捨離という言葉の意味
断…新たに手に入る物のうち、不要と思われるものは断る。
捨…不要なものを捨てる。
離…物への執着から離れる。
この3つの意味を合わせた言葉が断捨離です。物に執着せず、必要なものだけを手元に置くことで、身の回りをシンプルにしていこう、という考え方で行動を起こすことが断捨離ということです。
終活で行う断捨離のメリットとは
終活以外でも断捨離は行われますが、終活で行う場合は、次のようなメリットが考えられます。
残された家族のため
あなたがこの世から旅立ったとき、あなたが持っていたものはすべて遺品として家族に遺されます。受け取った家族が扱いに困るようなものは、今処分しておくほうが家族の負担を軽くできるでしょう。
もちろん、今のあなたが必要としている物を手放す必要はありません。
体力があるうちにできる整理整頓ができる
体力がなくなり、元気に動くことができなくなってから、身の回りの整理整頓をするのはとても大変です。
大きな荷物は捨てるだけでも重労働になりますし、多数の衣類から不要なものを選別するのも疲れる作業です。
今の内から少しずつ、いらないものを捨てていくことで、未来に備えることができます。
部屋を広く使えるようになる
断捨離をすると、部屋を広く使うことができるようになるというメリットがあります。高齢になると、足元に物があることは場合によっては脅威になってしまいます。室内で転倒して骨折し、そのまま寝たきりという危険性もあります。不要なものは早めに処分して、部屋全体の物を減らすことで、安全性が高まるだけでなく、使えるスペースが増えて日々の生活がしやすくなるでしょう。
何を捨てる? 何を残す?
では、実際に断捨離をすると決めた後、実際に何を捨てればいいのでしょうか?
断捨離で捨てたいものは次のようなものです。
不用品
当然ではありますが、まずは不用品です。
家のなかに、意外と眠っているものなので、不用品はためらわずに捨てましょう。
使っていないもの
不用品と似ているようですが、こちらは不用品とは思っていない物です。
たとえば、3年も来ていない衣類はありませんか? 長い間着ていないのであれば、所有していいなくても何も困りません。捨ててしまって構わないでしょう。
このように、そういえば使っていないなという物があったなら、処分対象として考えてみるとよさそうです。
読んでいない書籍や、すでに興味がなくなったコレクションなども一度捨てられないか検討してみるのもいいでしょう。
いつか使うかもしれないもの
まだ使える物、使い道がありそうな新品などは捨てにくいものです。しかし、いつか使えるのではないか、というようなはっきりとした理由のないものは捨てても困ることは少ないでしょう。
大量にあるアルバム
アルバムは場所を取る上に、カビがはえたりして、臭いも立ってしまうものです。さらに、アルバムを残したままこの世を旅だったとき、遺された家族も扱いに困る可能性が高いです。
しかし、後に書きますが、思い出の品は捨てないほうが賢明です。アルバムは思い出の品の筆頭に挙げられるものの1つでしょう。
もし、アルバムを処分するのであれば、デジタル化するサービスを使うのもオススメです。デジタル化しておけば、置く場所を取りませんし、遺品として残ったとしても、困ることはないでしょう。
捨ててはいけないもの
捨ててはいけない物とは、下記のようなものです。
捨てたことを後から後悔するもの
思い出の品を思い切って捨てるというのはオススメできません。後になって、なんで捨ててしまったのだろう、もう一度触れたいと後悔しても捨てたものは返ってきません。
重要なもの
重要書類は残しておきましょう。
古い書類で、一見必要ないように思えるものでも、無くしては困るものもあります。
これは重要なのか?と判断に困ったときは、ゆっくり時間を取れる時に判断できるように、目に見える位置に置いておくといいかもしれません。