スクリーニングテストとは、「ふるい分けテスト」の意味で、認知症のスクリーニングテストは、認知症になっていないかを調べるためのテストです。
認知症、軽度認知障害の度合いを調べるためにも使用されます。
いろいろな種類のものがあり、長谷川式簡易知能評価スケールが特に有名です。
長谷川式簡易知能評価スケール
質問1 あなたの歳はおいくつですか?
2年までの誤差は正解とします。 正解で1点。
という、年齢を確認する質問から始まり、その後、「今日は何年、何月何日何曜日ですか?」、「私たちが今いる所はどこですか」といった、通常であればわかるであろう問題が続きます。
「何月何日」は「えっ、急に聞かれてもわからない」という方も多いでしょう。でも、これで「認知症かも」と疑う必要はありません。認知症を疑う回答は、真夏に「2月」と答えたり、見当もつかなかったりといったものです。たとえば、8月3日に「えっと、8月のあたまくらい。何日だっけ?」であればそれほど心配する必要はありません。
他には、「3つの言葉を覚えてください」、「計算をしてください」など、簡単な記憶とその記憶を活用する類の問題が出されます。いずれも難易度は低いものですが、うっかりすると間違えるくらいの問題が多いです。
▽下記に動画を作成しましたので、気になる方はやってみてください
「長谷川式認知症スケール」セルフチェック用動画
これらのセルフチェックテストは簡単に出来ますが、あくまでも目安にしていただき、心配があれば病院でチェックしてください。