認知症予防と若脳

脳の老化を止めるには「あ!というひらめき」が大事

「若い頃に比べて、脳が衰えたと感じる事はありますか?」
番組が100人に聞いたところ、 「はい=86人」 「いいえ=14人」と返答したそうです。(※主治医が見つかる診療所より)
若いころより脳の老化を感じる人が非常に多い、ということですね。

脳の衰えはストップできる

番組(主治医が見つかる診療所)主治医の脳外科医、上山博康医師によると、「脳の神経細胞は20歳を過ぎると減りはじめ、1日10万個のペースで減少するので、脳は誰もが毎日衰えていく。しかしこの衰えはストップできる。」といいます。
番組のその方法は「脳の活性化」でした。脳トレーニングです。
脳の神経細胞はシナプスによって情報を伝達します。神経細胞が減っても、シナプスが活発になれば、脳の衰えがストップというわけですね。

ひらめきが脳を活性化

例えば、TVを見ていてあの人、誰だっけ。顔は思い出せるんだけど…となった時、「まぁいいや」とあきらめないで、「思い出そう」と思い出すようにします。そして思い出せた瞬間のこのひらめきが脳に良いということですね。だから、時間をかけてでも忘れたものは思い出したほうが良いそうです。

ひらめき』はその瞬間、脳の神経細胞同士の回路をつなげてくれます。

上山医師曰く、『脳の老化防止』のポイントは「年を取っても気を抜かず、やる気を保ち続ける事」 だそうです。

やる気って、何かやることがないとなかなか保てませんから、生涯趣味を持ち続けることが大切なのではと思います。