認知症予防と若脳

あなたの脳を守る10か条 byアルツハイマー協会(アメリカ)

アメリカのアルツハイマー協会Alzheimer’s Association)では、「あなたの脳を守る10か条」と題して、認知機能の低下リスクを減らすための10の方法を提唱しています。

脳を守る10か条その1:汗をかく

有酸素運動を行い、適度に心拍数を上げ、脳や身体への血流量を増やします。
複数の研究により、身体活動と認知機能の低下リスクの間には関連性があることがわかっています。
早歩きやジョギングなどの運動を週に複数回行うとよいとされています。

脳を守る10か条その2:脳に刺激を

何歳であっても、教育を受けることで認知機能の低下や認知症のリスクを減らすことができます。
コミュニティセンターやオンラインでの学習、資格取得を目指したり、好奇心を持って新しい事に取り組むことで、脳に刺激を与えることが出来ます。
簡単な計算や読み書きもいいですよ。

脳を守る10か条その3:脳に悪い事はやめましょう

喫煙は脳に悪影響です。また、お酒の飲みすぎにも注意。

脳を守る10か条その4: 心臓と血管を守りましょう

心臓病、脳卒中、高血圧、糖尿病は脳にも大きな負担となります。
心血管疾患と脳卒中の危険因子(肥満、高血圧、糖尿病)が認知の健康に悪影響を与え、アルツハイマー型認知症になりやすい状態を作ってしまうことがわかっています。

脳を守る10か条その5: アタマを守りましょう

脳の損傷は認知機能低下と認知症のリスクを高めます。頭へのダメージを防ぐように日頃から注意をしましょう。

脳を守る10か条その6:脳に栄養を

抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンEを積極的に摂取しましょう。
ビタミンCはフルーツや野菜、ビタミンE
ビタミンC、ビタミンEは高い抗酸化作用があります。
これらの栄養素を積極的に摂取しましょう。
ビタミンCは野菜や果物、ビタミンEはナッツ類や植物性油、モロヘイヤ等に多く含まれています。

脳を守る10か条その7:しっかり睡眠をとりましょう

不眠や、睡眠時無呼吸症候群によって十分な睡眠がとれないと、記憶や思考に悪影響があり、認知症のリスクも上がってしまいます。

脳を守る10か条その8: 前向きに過ごしましょう

過度なストレスは脳にダメージを与えます。前向きに考えると脳は活発に動き始めます。脳が活発になると、積極的に脳が活動し、認知症を遠ざけることができます。

脳を守る10か条その9:社会と繋がろう

家族以外の人と積極的にあったり、地域のコミュニティに参加したり、趣味の集まりに出かけたり、社会と関わることで脳は活性化します。

脳を守る10か条その10: 積極的なチャレンジを

新しいチャレンジは脳によい影響を与えます。新しい趣味、家電の設定、初めての料理への挑戦、いつもの家事を効率重視でやってみる、知らない街を歩くなど、何でもいいので自分にとって新しいチャレンジをしてみましょう。
脳は新しいことへの挑戦で強く活性化され、若返ります。

アメリカのアルツハイマー協会Alzheimer’s Association)「あなたの脳を守る10か条」 より。