2016年10月26日放送の、ソレダメ!『超簡単!認知症の予防法SP…天気予報&高尾山&きのこの新常識』で、今すぐできる簡単な脳トレ法を紹介していました。
脳トレーニング1 チャチャチャトレーニング
動揺『おもちゃのチャチャチャ(作詞:野坂昭如/作曲:越部信義)』に合わせて口と手を動かすトレーニングです。
『おもちゃの チャチャチャ 』
おもちゃのチャチャチャ
おもちゃのチャチャチャ
チャチャチャ
おもちゃのチャチャチャ
★トレーニング方法
「チャ」の部分を歌わず、代わりに手をたたきます。
他の部分は普通に歌います。
たったこれだけです。
思うより難しいですよ。
番組では若い方4人が挑戦していましたが、4人中3人がミスをしました。
脳トレーニング2 トントンすりすりトレーニング
まず座ります。椅子に座ってもいいですし、正座でもいいです。
立っていては上手くできないトレーニングです。
座った状態で、右手で『トントン』、左手で『すりすり』を行ないます。
トントン・・・グーの手で太ももをトントンたたきます。
すりすり・・・パーの手で手のひらで太ももをすりすりとさすります。
トントンは上下運動、すりすりは水平方向への運動なので、一度に行うと脳は混乱します。
右手と左手で違うことをするのは頭で考える以上に難しいんです。
ピアニストは普通の人より左右の脳の連絡路(脳梁)が大きいそうです。これは左右の手で違うことをずっとやっているからなのではと言われています。
トントンすりすり…少し慣れてきなと思ったら、左手と右手をチェンジします。
つまり、 右手で『すりすり』、左手で『トントン』を行なうということですね。
やってみると、グーの手ですりすりしてしまったり、パーの手でトントンしてしまうと思います。これだけ左右で違うことをする、その命令を瞬時に脳が下すのは難しいということのなのです。
間違えてもがっかりする必要は全くありません。
できないなと思いながら頑張って実践しているとき、脳は活発に動いています。
逆にあっさりできてしまったなら、脳はそれほど頑張っていませんから、活性化のトレーニングとしては弱いという残念な結果という事になります。
トレーニング3 マルチじゃんけんトレーニング
誰でも知っているジャンケンを使ったトレーニングです。
このトレーニングは基本的に2人以上で行います。
1人はじゃんけんの手を出す役です。
じゃんけんの手を出す役なので、代わりにトランプとか、サイコロにやってもらうこともできます。
道具を使えば一人でもトレーニング可能です。
例えば、下記のように決めればよいでしょう。
・トランプを3枚用意して、スペードがでたらグー、ハートならチョキ、クローバーならパーとする。
・サイコロを1つ用意して、1と2ならグー、3と4ならチョキ、5と6ならパーとする。
トランプなら、たくさん並べて一気に行うスピードトレーニングもオススメです。
トレーニングを受けるほうは、右手で後だしじゃんけんで勝ち、左手はその右手に勝つ手を出します。
つまり、グーに対しては、
右手でパー、左手でチョキを出すということですね。
これを左右の手で同時に行います。
素早く出そうと思うと、なかなか難しいトレーニングです。
こちらのトレーニングも、右手と左手で違うことをしなければなりません。
この、左右の手で違うことをするというのが認知症予防に効果的なのだそうです。
左右の手で違うことをしろ、という難しい指令を前頭葉が発するので、脳を活性化し、神経回路を太く強くする効果が期待できます。
慣れてしまうと効果が減少する
3つのトレーニングをご紹介しました。
これらのトレーニングは、どれも、慣れてしまうと効果が減少します。
慣れてしまったら別のトレーニングを探したり、自分で考えたりしてみてください。
一度慣れても、しばらく時間をおいて忘れたころにやってみるといいかもしれません。