健康と抗加齢(アンチエイジング)

「呼吸だけ」で行うインナーマッスルの鍛え方

インナーマッスルとは、体の奥にある筋肉のことで、体の姿勢を正しく保ったり、骨や関節などを支える等大切な働きをしています。
インナーマッスルについてはこちらにも書いてあります。

認知症予防のために「インナーマッスル」を鍛える?by主治医が見つかる診療所

インナーマッスルを鍛えるには、『腹式呼吸』

息を全て吐ききってみてください。
お腹に力が入りませんか?
息を全部 吐 ききろうとすると、普段使わない筋肉を使いますよね。
この時使っている筋肉は、普段あまり鍛える機会のないインナーマッスルです。

インナーマッスルは「マッスル」とある通り筋肉ですので、○○筋という名前がそれぞれにあるのですが、腹式呼吸は腹回りのインナーマッスルを複合的に鍛えることが出来ますので、一つ一つ意識する必要がなく便利なトレーニングです。

では、腹式呼吸でインナーマッスルを鍛える方法をご紹介します。

腹式呼吸でインナーマッスルを鍛える方法1

仰向けに寝て膝を曲げ楽な態勢を取ります。
ゆっくりと息を吸います。1・2・3・4…と数えながら。
ポイントはお腹で呼吸をすることです。腹式呼吸を意識して行います。
ゆっくりと息を吐ききります。5・6・7・8…。
これを10回ほど繰り返します。
姿勢が楽なので、腹式呼吸を意識しやすく、腹式呼吸に慣れていない方も行いやすいトレーニングであると思います。

腹式呼吸でインナーマッスルを鍛える方法2

四つん這いになります。
この状態で鍛える方法1と同じように
ゆっくりと息を吸います。1・2・3・4…
ゆっくりと息を吐ききります。5・6・7・8…
これを10回ほど繰り返します。
この時、息を吸いながら体をそらさず、背中は丸めた状態のままにします。息を吐くときはやや背中をそらす状態で顔は前を向くような態勢を取ります。

インナーマッスルを鍛える基本は、
・ゆっくりと行う
・回数は多目に行う
です。
テレビを見ながらでも、のんびり行うと良さそうですね。

上記のトレーニングを1日1セット~3セット行うと効果的だそうです。

ちと多いな…と思ったら、こだわる必要はなし。
三日坊主よりは少しずつでも長続きのほうがいいんだし、思いついた時にやってみよーか、という感じでOK。